ー社長と甘い恋ー
「そっか…。」

「あんたまた先輩たちに嫌がらせとか受けるんじゃないの…?」

栞が心配そうに私の顔を覗き込む。

「仕方ないわ。」

そういった時放送が流れた。

「佐野誠也だ。今すぐ会社にいる社員は一番大きなホールに集まれ。」

それだけ言うと放送は終わった。

なにだったの。
でも命令だからみんなゴソゴソホールに向かって移動を始める。
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