ー社長と甘い恋ー
っ?!
急に腕を引っ張られる。

「三国さん。お話があります。少しこちらに来ていただけないでしょうか?」

「は、はい…。」
家とは違う会社のスマイルに驚いた。

お話ってなんなのかしら?
少しの緊張と少しの不安を持って社長の後をついていく。

「ふぅ。ここまできたらだれもいないな。そういえば合鍵渡すの忘れてた。今日俺遅いから先に帰っててくれ。」

あ…そういうことだったのね。

「はい…。」

ほっと胸をなでおろす。

「それだけだ。じゃあな。」
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