ー社長と甘い恋ー
おそるおそる彼女の顔をのぞく。

「すー…すー…。」

やっぱ寝てんじゃん。

いっつもいっつも無防備な格好で。

「ごめんな…お前をこんな傷つけたと思ってなくて。」

俺っていつもこいつを傷つけてる?

思い出すのはあのお弁当が捨てられていた時のこと。

おれが近くにいちゃこいつに迷惑がかかる…。
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