ー社長と甘い恋ー
無性に繭に会いたくなって、

話があると嘘をついて食事でもしようとした。

会社をうろちょろして繭の姿を探す。

あ!
「まっ」
繭の後ろ姿が見えて声をかけようとすると、

「三国さん!一緒にランチ行きません?」

「佐伯君!んー…すいません。今日は友達と約束してて。」

繭が謝ると佐伯君は少し悲しそうな顔をした。

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