久瀬くんは〇〇恐怖症
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サラ…

ん…

なんか…誰かに髪触られてるのかな…

心地いい…

パチ…

「…あ」

「……久瀬君?」

そう言ってぼんやりした目で数秒見つめあって、

やっと状況を把握してかああ…!と顔が赤くなる。

「く、くぜっ…久瀬君っ…!?」

「わ、悪い、和樹に誘われてきたんだよ」

あ、和樹に…
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