久瀬くんは〇〇恐怖症
あ、和樹…

「私今、女子力ゼロなの…」

「…?
…あー、なるほど。
とりあえず顔洗ってこいよ。
久瀬は落ち込む必要ねぇぞ」

一言で全てを察した和樹。

さすが…

「あ、優雨、久瀬が今日夕飯うちで取ることになったから手伝ってくんねぇ?」

「え!?」

い、いつの間にそんなことに…

「悪いな、今日親いなくて。
そしたら和樹が誘ってくれた」

「そ、そうだったんだ…」
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