久瀬くんは〇〇恐怖症
キーンコーンカーンコーン…

「あれー、誰かいる?」

チャイムの音と共に先生が入って来て、

久瀬君がベットの側から立ち上がる。

「…じゃあ行くな。
お大事に」

「う、うん…」

そうして久瀬君が保健室から出て行き、

私は体温を測ったり、

先生に氷枕をもらったりして養生することになった。
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