久瀬くんは〇〇恐怖症
と思っていたところへ、

「ふはっ…距離感…」

…大爆笑しながらこっちに来る和樹。

「周りからみたら超変だぞ」

「し、仕方ないでしょ…
っていうか家にいなかったんだ?」

てっきりまだ寝てるかと…

「まーな。
ってか久瀬、お前俺の許可なしに妹とデートかよ」

「違ぇよ…」

久瀬君をつつく和樹に久瀬君は即座に否定。

「久瀬君とはたまたま会ったの。
なんかナンパ的なのされたから助けてもらった」

「ナンパ?趣味悪ぃナンパだな」

「…うるさいよ」

人に、特に和樹には言われたくない。
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