久瀬くんは〇〇恐怖症
むっとしていると

和樹が久瀬君に喋りかける。

「そういや久瀬、昨日プリント忘れたから、
今日の夜にでも写メ送ってほしい。
…あ、待て、学校に携帯忘れたんだった」

…バカじゃん。

心の中で突っ込んでいると

和樹が不意にこっちを見る。

「な、なに?」

なんか嫌な予感が…

「久瀬、優雨とメアド交換して送ってくんねぇ?」

< 30 / 293 >

この作品をシェア

pagetop