久瀬くんは〇〇恐怖症
そうして夜。

「……う〜ん…」

携帯を前にストレッチ中の私。

こないなぁ〜、メール…

立ち上がって前屈しているところにノック。

「まだだよ〜」

『わかった…』

そう言って部屋に入るまでもなく帰っていく和樹。

これもう10回以上繰り返してるんだけど…

すべてのストレッチを終えて

携帯を手に取る。

…もういっそのことこっちから送ろうか。

いや、でもなぁ…
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