天才剣士がタイムスリップ!?
〜〜〜帰り道〜〜〜


トコトコトコ
私は今爽と2人で一緒に帰っている。
実は、私と爽は家が近いのだ。そのため、学校に行く時も、帰りも一緒。


だから、爽には心をひらくことができたのかしら?


ふと、そう思った。




爽「ねぇねぇ、怜!!」




『どうしたの?』




爽「神社寄って行かない?」




『神社?どうしてそんなところに行くの?』




爽「それはねぇ〜

私が"怜に勝てますように"

ってお願いするためなのです!!」




『ふふっ、そんな事しなくても、爽は十分強いのに。』




爽「でも、怜には勝てないんだもん!!」




『それは、私の方が長く剣術を習っいるからでしょ。』




怜は、小さい頃から訳あって剣術を習っていた。けれど、爽は中1から習い始めたのでこの2年間でここまで強くなったのはとてもスゴイことなのだ。




爽「そうだけど、1回でいいから怜に勝ちたいの!
だから、神社にお参りに行きたいの!」




『しょうがないわね。じゃあ、行きましょうか。
だけど、この辺りに神社なんてあったかしら?』




爽「この道を少し進んだあたりに神社があるの。
最近見つけたんだ〜」




『そうなの?じゃあ、その神社に行きましょうか。』




爽「うん!」




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