思 走 愛 走
入学
 
ーざわざわざわ…
 
にぎわっている校舎、
新しい制服、新しい友達
その中に水沢蘭、私はいた。
 
「おーいっ…!!蘭っ蘭!」
「おーっ!嘉穂っ!何組だったあー?」
 
話かけてきたのは中学からの親友『村井嘉穂』
中学では3年間同じクラスで同じ部活。自然と仲良くなっていったのだ。 
「あたしはB組だったよー!蘭は何組だった?」
「んー、まだ見てないんだよねー…笑。人がいっぱいで見えないってゆー…。」
 
あたしは背伸びをしてクラス表を見てみた。
『あと少しで…っ…、あ…』
「あ…、あたしC組だ…。」
「えー!離れちゃったね…。でも隣じゃんっ!!やっぱ運命じゃね?笑」
「はいはいそーですねっ、運命ですよー」
「うわっ、蘭うざっっ」
「あははははっ!!」
 
こうしている内に教室の前に着いた。
これから知らない人、知らない環境、知らない場所で過ごしていく。ちょっと不安がある。
「よしっ、入るかあ!」
「えっ、あ、うんっ」
 
いざ進出!
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop