いつかの君のセカイ
いつかの君のセカイ 1
外は少し雨が降ってる。
いつも通り川沿いの通学路を進んでいる中、雨がやんでいく。
日が当たって水たまりが綺麗に見える。
そんな時にふと前を見た時、彼女に出会ったんだ。
高校1年生が終わっていよいよ2年生だ。
教室で朝のホームルームが終わり、新入生の挨拶で体育館に向かうことになっていた。
「めんどくさいな...まあ、文句は言っても行くけどさ。」
「竹内!!早く行こうぜ!」
急かされたから少し急ぎ体育館に向かう。
俺の名前は竹内 優。
さっきの呼んできたのは佐野 空。
幼なじみでふざけあったりした親友。
「俺達も一年のとき先輩達に迎えられて色々お世話になったし、今年の新入生も色々お世話してやろうぜー」
「空に教えられることってあるのかよ??」
少し僕がバカにしてみると
「ああ!!言っちゃったな!俺だって少しくらいは教えてやれることあるわ!!恋愛相談とかお手の物だ」
案の定食いついてくる。
ってか恋愛相談って教えることかな?と思っていたが何か言ったところでムキになるだろうからスルーした。
体育館につき、整列し、1年生と2、3年はお互い向き合って挨拶をする。
そして新入生を迎える会が手順通りに終わり、学校を下校するとき、空が俺に向かってこんな話をし始めた。
「そういえばお前って今寮に住んでんだよな??」
今更なんだ??と思うけどそのまま頷いて続きを聞く。
「お前の住んでいる寮の近くに新しいく1年生が入る女子寮が出来てんのな」
え、正直初耳だった。
近くに住んでいるのに気付かなかったのか。
まあ、それがなんだ??って感じだけど。
「そうなんだ。でもいちいちなんで俺にそれを言うのかね」
「今日暇だったら一緒に見に行ってみねえ??カワイイ子探しにさ!」
「またそれか、やめといた方がいいと思うけど....」
つい最近、空は3年生の女子寮にいる桐沢 恵っていううちの高校でめっちゃ美人な先輩に会いに行って撃沈している。
それを知っているこっちとしては、声かけたところで撃沈するのが目に見えているからだ。
「大丈夫大丈夫!!年下なら大丈夫だって!!」
もはや、その自信がどこから湧いて出てくるのかが不思議で仕方が無い。
結局俺は、空に連れられて女子寮の近くまで来てしまった。
あー面倒ごとは起こさないでくれ。と願いながら...
いつも通り川沿いの通学路を進んでいる中、雨がやんでいく。
日が当たって水たまりが綺麗に見える。
そんな時にふと前を見た時、彼女に出会ったんだ。
高校1年生が終わっていよいよ2年生だ。
教室で朝のホームルームが終わり、新入生の挨拶で体育館に向かうことになっていた。
「めんどくさいな...まあ、文句は言っても行くけどさ。」
「竹内!!早く行こうぜ!」
急かされたから少し急ぎ体育館に向かう。
俺の名前は竹内 優。
さっきの呼んできたのは佐野 空。
幼なじみでふざけあったりした親友。
「俺達も一年のとき先輩達に迎えられて色々お世話になったし、今年の新入生も色々お世話してやろうぜー」
「空に教えられることってあるのかよ??」
少し僕がバカにしてみると
「ああ!!言っちゃったな!俺だって少しくらいは教えてやれることあるわ!!恋愛相談とかお手の物だ」
案の定食いついてくる。
ってか恋愛相談って教えることかな?と思っていたが何か言ったところでムキになるだろうからスルーした。
体育館につき、整列し、1年生と2、3年はお互い向き合って挨拶をする。
そして新入生を迎える会が手順通りに終わり、学校を下校するとき、空が俺に向かってこんな話をし始めた。
「そういえばお前って今寮に住んでんだよな??」
今更なんだ??と思うけどそのまま頷いて続きを聞く。
「お前の住んでいる寮の近くに新しいく1年生が入る女子寮が出来てんのな」
え、正直初耳だった。
近くに住んでいるのに気付かなかったのか。
まあ、それがなんだ??って感じだけど。
「そうなんだ。でもいちいちなんで俺にそれを言うのかね」
「今日暇だったら一緒に見に行ってみねえ??カワイイ子探しにさ!」
「またそれか、やめといた方がいいと思うけど....」
つい最近、空は3年生の女子寮にいる桐沢 恵っていううちの高校でめっちゃ美人な先輩に会いに行って撃沈している。
それを知っているこっちとしては、声かけたところで撃沈するのが目に見えているからだ。
「大丈夫大丈夫!!年下なら大丈夫だって!!」
もはや、その自信がどこから湧いて出てくるのかが不思議で仕方が無い。
結局俺は、空に連れられて女子寮の近くまで来てしまった。
あー面倒ごとは起こさないでくれ。と願いながら...