輪廻屋物語
水「やぁ・・・い、つも・・・あ・・きないね・・・でも、しら・・・ない・・。」

土「てめぇも相も変わらず、強情だな。」

そう言って、今日も俺にとっての地獄を始める。


土「テメェは、何処から来た?」

水「言・・・えな・い。」

言ってしまったら俺は、輪廻屋の掟を破る事になる。

土「はぁ・・・・じゃあ仕方ねぇな。」


全然仕方無さそうな声が聞こえる。


土「このままじゃあ、らちがあかねぇ。

言わなかったテメェを呪うんだな。」


そう言われた瞬間・・・・・


右目に何かが突き刺さり、強烈な痛みがはしった。


水「う、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」


土「言わねぇともう一つの目も同じ目にあうぞ?」



ねぇ、神・・・・これ位言ってもいい?


「あぁ・・・良いぞ。」


よかった・・・・


水「ひと・・・・つ・・・だけ、な、ら、言え・・・・る。」


土「ほう?なんだ?」


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