秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜
主審の合図で互い
向かい合うように立ち握手を交わす両級生徒達
「今回の対戦ルールを確認します!」
会場にも大きなモニター画面に
今回の対戦ルールが表示された
・今回はチーム戦ではなく一対一のバトル戦
・武器は1人につき1つのみ
2つ以上の所持が発見された場合
違反とみなし失格
・引き分けなしの対戦
・どちらか2勝しても最後まで戦うこと
「本格的な対戦って感じね」
「こっちが緊張してきたよ〜;」
「なぁ…」
「ん?どうしたのランジ」
「あの事忘れてねーか」
ランジが言うあの事とは
スミレ達は思い出すように何かを考えはじめた
「エ、S級クラスの見張りのこと…?」
「あ!」
「そう…なんか嫌な予感がする
兎に角ここは慎重に周りに気を配って
おいた方がよさそうだな……」