秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜
「つーか、長ぇな…」
『あともう少しだから……』
「ねぇねぇ!
私たちより前にいるあの子達って同じ
正装なのになんであんな前に座ってるの?」
『「?」』
長い長い式典に後ろ方で
座って聞いていたロナ達は少し飽きていた
そんなスミレの一言に
2人はハテナマークを浮かべたそんな時だった
「あそこに
座ってるやつらはS級生徒だよ」
後ろから知らない男の声がそう答えた
振り返るとロナ達と同じ
正装の男が自慢気な顔でこちらを覗いていた