秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜







その間にも生徒会の人であろう者が
数名駆けつけ、S級生徒達を連行し倒れていた
男も運ばれて行った




「君たちも
我々と一緒に着いてきてもろうか」




ムラサキはマツリとカラス、ランジ
そしてこの発端となった女の子を見つめた




マツリ達は顔を見合わせ
「仕方ない…」とマツリが呟き連行されてしまった




「あの!待ってください!!!」





その場に居たスミレとロナは
連行されて行くマツリ達に駆け寄った





『あの…何か処分されるんでしょうか?』

「ランジ達はその子を助けただけよ?!」





2人はそう生徒会の3人に訴えた、が






「……それは貴方達が決めることじゃないわ
ま、気になるのなら着いてきなさい」





会長であるサヤカは
2人の言い分に否定も肯定もせず言った







2人はその言葉に黙って
お互いの顔を見合ったそして一緒に着いて行くことにした





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