秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜
「どうぞ…」
『ありがとうございます』
_カタ
テーブルに置かれた
ティーカップと色とりどりの菓子達
さっきとはうって変わり
のんびりとした雰囲気が流れている
「ん〜♪
レオの淹れる紅茶は美味しいわ!」
「ありがとうございます」
「ほんとサヤカってtea timeになると
人格が変わるとゆうかなんとゆうか…」
「はっは(笑)
もう笑い止まらなかったわ〜、俺!」
「俺はサヤカさんが…「お前達は…」っ!」
生徒会のメンバーが話しているとき
コハクが喋りかけたタイミングでマツリが喋り出した
「お前達は生徒会の連中なのか?
さっきの話し…僕達にも
納得行く説明をしてもらいたい」
「俺もそう思ってたー!」
賛同するようにカラスが手を挙げる
『神楽坂サヤカ、生徒会長…』
「彩サヤカでいいわ」
『ぃゃ、そんな!サヤカさん…って
今日、式典で挨拶してた人ですよね?』
「えぇ…私この学校の生徒会会長だから」
サラッと紅茶を飲みながら自己紹介をした