秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜





中に入るとロナただ1人だけ………




『誰も、居ない……』




敵が出てくる気配は感じない




いつどこから襲ってくるかわからない
そんな緊張感に鼓動が早まる





周りを見渡し二歩、三歩と前へ歩いてゆく







そんな時だった








___ウィーン








部屋の壁から数え切れないくらいの
小さな穴が次々に開いていく




その間にもその中から
ライフルのような細い銃が顔を覗かせる




最初は何が起こったのか
わからなかったロナだったが
だんだんと場の状況が危険だと察知し
唾をひとのみさせた






『;(まさかっ!!)』







と、次の瞬間













ビューーーーーーン!!!
< 73 / 134 >

この作品をシェア

pagetop