秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜
中に入るとロナただ1人だけ………
『誰も、居ない……』
敵が出てくる気配は感じない
いつどこから襲ってくるかわからない
そんな緊張感に鼓動が早まる
周りを見渡し二歩、三歩と前へ歩いてゆく
そんな時だった
___ウィーン
部屋の壁から数え切れないくらいの
小さな穴が次々に開いていく
その間にもその中から
ライフルのような細い銃が顔を覗かせる
最初は何が起こったのか
わからなかったロナだったが
だんだんと場の状況が危険だと察知し
唾をひとのみさせた
『;(まさかっ!!)』
と、次の瞬間
ビューーーーーーン!!!