秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜








コウ「もし狙うなら
頭か心臓どっちが一撃で倒せるかわかるか?」



タッタッタ___



ロナ『え…えーと…心臓ですか?』




タタタタ____




コウ「て、無能な奴らは全員そうゆう…
だが、心臓を打ったからといって相手はまだ死んじゃいねーんだよ」

ロナ『どうしてですか?』

コウ「人間って生きもんは脳が活動する限り
身体のどこを撃たれよーが、ほんのすこしの間動けるんだ……だから」

ロナ 『だから……?』

コウ「”心臓より、頭を撃て”」





ババババババーーーン!!!





『''心臓より…頭を撃て!''
心臓部より1番高い場所(頭)……
それは……あのデジタルタイマー!!!」






あの時、コウに呼び出された
生徒会室でのほんの他愛ない会話を思い出し
その言葉のヒントに気づいたロナは
走っていた足を止め鋭く銃を構えた





そして両手で中心の1番上に表示された
デジタルタイマーに向かって引き金をひいた





カチャ_ガチャン___バンッ!!!










____パリン__!




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