秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜
バタン__
『…………………』
「…………………」
マツリとカラスは先に部屋を出て行き
残ったのはロナと陣教官の2人だけ
「…………………」
『……っ;(き、気まづい)』
部屋の中はピンッと張りつめた雰囲気で
ロナは居てもたってもいられない状態だった
そんな空気の中口を開いたのは
「どうして……あの時、倒れた」
『へ?』
陣教官はこの前の身体能力ミッションの
実技の事をロナに聞いた
『な、なぜって言われても……
私にも分かり、ませんっ…でも、私は…
あの時、ミッション中に倒れてません!
撃った後にっ倒れて……』
「あの言葉は彼奴らの気を引く為だ」
『じゃ…』
「確かにあの時お前は
デジタルタイマーを撃ってから倒れた」
陣教官はあの時を思い出すように話をする