* キラ✴︎キラ✴︎星《ヒカル》ひと−kirakira hikaru− *
「うん。アイツの成績であれば可能性はある。
ただ本人は希望するが事情がある……」

「事情…ですか…?」






____……




「…す、すみませんでした」



その場を去り、その足で帰る私の足は
重かった。




「高田ん家…母子家庭で。
大変で。それもあるから断念した」



そこで、ユウくんが浮かんだ。
< 408 / 815 >

この作品をシェア

pagetop