Prison
さてと、押入れの中は…

あっまた鍵だ。今度は地下室の鍵?

もしかして案内図で下に書かれていたのはもしかして地下?

情報を得た気がする。

早く高岳くんと見つけて地下の鍵のことを話さないと。

そう思った次の瞬間。

ドンッ‼︎

え?

ドン‼︎ドン‼︎ドン‼︎

誰かがドアを叩いている?

「ァ…アァ…」

⁉︎奴らだ…

でもこの房には隠れるところは見当たらなかった。

そんな…

バンッ‼︎

入ってきたのはさっきより少なく2人だった。

「来ないで‼︎」

あたしはバールを乱暴に振り回しながら後退する。

だけど後ろには壁があり、もう逃げる術はなかった。

ゾンビはじりじりとあたしの方へと向かう。

いや…助けて…


「いやああああぁぁあぁぁぁ‼︎‼︎」

もうおしまいだ…


ドッ…

「ァァ…」

え?ゾンビの声が小さくなった。
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