桜道【実話】
序章
初冬
「あ~やっとテスト終わっ
た~!!」
南の声が教室に響く。
《ほ~んと!!これで解
放されたぁ~~》
あたしの声も響く。
「ねーねータバちゃんさ~
あたしのバイト先の人達
とカラオケ行かない?
雛も誘ってさ!」
《南のバイト先って~
運送会社だっけ?!怖く
ないの??》
「アハハ~大丈夫~みんな
優しいよ!あっち10人
以上来るから女の子集め
ないと~」
《ええ~??10人以上
も来るの?!そんな集ま
る?この学校からは無理
っぽいね~》
みんな学校内で付き合っ
てる子ばっかりだった。
《雛~~南がカラオケ行
こうって!》
「あいよ~~いついつ?」
実は雛もあたしも彼と
別れたばかりだった。
高校に入って
初めての冬休みが近づい
ていた――――
た~!!」
南の声が教室に響く。
《ほ~んと!!これで解
放されたぁ~~》
あたしの声も響く。
「ねーねータバちゃんさ~
あたしのバイト先の人達
とカラオケ行かない?
雛も誘ってさ!」
《南のバイト先って~
運送会社だっけ?!怖く
ないの??》
「アハハ~大丈夫~みんな
優しいよ!あっち10人
以上来るから女の子集め
ないと~」
《ええ~??10人以上
も来るの?!そんな集ま
る?この学校からは無理
っぽいね~》
みんな学校内で付き合っ
てる子ばっかりだった。
《雛~~南がカラオケ行
こうって!》
「あいよ~~いついつ?」
実は雛もあたしも彼と
別れたばかりだった。
高校に入って
初めての冬休みが近づい
ていた――――