桜道【実話】
愛してる
『赤ちゃん
産みたくないのか?』
ナオが悲しい目をして
あたしを見る。
【ズキッ…そんな目…ヤメテ】
《ナオおかしいよ…
ナオの子
じゃないじゃん!!》
【もうイヤだ…ズキン
あたし最低だ…ょ…】
『俺の子だ!!』
【ビクン!!】
ナオの
こんなに怖い顔を初めて
見た。
【もう
わかってょ…ぉ…グスン】
あたしは
そんなナオに耐えられな
かった。
《違うよ
ナオの子じゃない!!
赤ちゃんは前のカレ…》
【!!!!!】
ナオの唇が
あたしの口をふさいだ。
何十秒たっただろうか?
何分たっただろうか?
『タバサ…愛してる』
【キュン…グスン】
あたしの中で
何かが崩れていった。
《ナオ…あたし…グスン
あたしね…グスグス》
『もう
何も言わなくていい…』
永遠に
ナオの名前を口にする事
なんか無いと思ってた…
ナオの前で泣く事も…
あたしは
ナオの胸の中で
泣きじゃくった――――
産みたくないのか?』
ナオが悲しい目をして
あたしを見る。
【ズキッ…そんな目…ヤメテ】
《ナオおかしいよ…
ナオの子
じゃないじゃん!!》
【もうイヤだ…ズキン
あたし最低だ…ょ…】
『俺の子だ!!』
【ビクン!!】
ナオの
こんなに怖い顔を初めて
見た。
【もう
わかってょ…ぉ…グスン】
あたしは
そんなナオに耐えられな
かった。
《違うよ
ナオの子じゃない!!
赤ちゃんは前のカレ…》
【!!!!!】
ナオの唇が
あたしの口をふさいだ。
何十秒たっただろうか?
何分たっただろうか?
『タバサ…愛してる』
【キュン…グスン】
あたしの中で
何かが崩れていった。
《ナオ…あたし…グスン
あたしね…グスグス》
『もう
何も言わなくていい…』
永遠に
ナオの名前を口にする事
なんか無いと思ってた…
ナオの前で泣く事も…
あたしは
ナオの胸の中で
泣きじゃくった――――