桜道【実話】
「遅れてごめんなさ~い」


女の子が3人部屋に入っ

てきた。



「遅い遅い!!」


「南ごめんごめん!

あっ初めまして~

あたしら南と同じ地元

なんです!」


南が言っていたいい子

だった。


《あっ!初めまして~

今日はよろしく~》


やっとホッとした。



「ねーあの綺麗で感じ悪い

2人は知り合い?」


南が嫌そうに地元の子に

聞いた。



「あーあれね!高校で一緒

なんだけど~いつもあん

なだから気にしないで!」


「気にしないでって言った

って…チラチラ睨んでる

しね…」


雛があたしに小声で耳打

ちしてきた。



「ねーみんなでメドレー

歌わない?!あたしらも

楽しむよ~」


南の一声で女6人盛り

上がっていく。



彼氏と別れて寂しかった

けど…




女同士の方が結構楽しい

かもしれない――――





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