桜道【実話】
家族
《おじゃましま~す~》
(ワンワンワン!!)
大きな白い犬が出迎えて
くれた。
『ポー静かに!』
《ナオ犬飼ってたんだ?
ポーって名前なの?》
『あぁ~ポッキーだから
ポーだよ!』
ポーはナオに
よくなついていた。
ナオの部屋は玄関のすぐ
前だった。
《うわ!ギターがいっぱ
いじゃん?》
『昔バンド
やってたからな!』
ヘビメタ??って感じの
ナオが写真の中にいた。
『ケーキ食べようぜ?』
《うんっ!》
ふたりで選んだ
サンタとトナカイが飾ら
れたクリスマス・ケーキ。
《カワイイね~
ロウソク立てちゃう?》
『そうだな!
ちょっと待っててな~』
ナオは部屋から出てお皿
とフォークと包丁を用意
してきた。
【ナオ手慣れてるな~】
あたしは感心させられる。
『じゃあ
ロウソク立てるか?』
《うんっ!》
ふたりでロウソクを立て
るだけでも楽しかった。
『火つけるぞ?』
《うんっ!》
丸くて大きな
クリスマス・ケーキに
火が灯る――――
(ワンワンワン!!)
大きな白い犬が出迎えて
くれた。
『ポー静かに!』
《ナオ犬飼ってたんだ?
ポーって名前なの?》
『あぁ~ポッキーだから
ポーだよ!』
ポーはナオに
よくなついていた。
ナオの部屋は玄関のすぐ
前だった。
《うわ!ギターがいっぱ
いじゃん?》
『昔バンド
やってたからな!』
ヘビメタ??って感じの
ナオが写真の中にいた。
『ケーキ食べようぜ?』
《うんっ!》
ふたりで選んだ
サンタとトナカイが飾ら
れたクリスマス・ケーキ。
《カワイイね~
ロウソク立てちゃう?》
『そうだな!
ちょっと待っててな~』
ナオは部屋から出てお皿
とフォークと包丁を用意
してきた。
【ナオ手慣れてるな~】
あたしは感心させられる。
『じゃあ
ロウソク立てるか?』
《うんっ!》
ふたりでロウソクを立て
るだけでも楽しかった。
『火つけるぞ?』
《うんっ!》
丸くて大きな
クリスマス・ケーキに
火が灯る――――