桜道【実話】

向日葵

【ナンナノ??】



2枚目の手紙に目を通す

ナオ。



【ドキン…ドキン…】



あたしは

その場でただ立ち尽くす。



『ごめんな!行こう?』



手紙は

郵便物の中に紛れた。



【ねぇ…

誰からだったの??】



あたしは

ものすごく気になった。



何事もなかったように

マンションの外階段を

上るナオ。




【ポストの前で

いきなり読んじゃって

気になるじゃん…ょ…】



あれは

明らかに女からだろう。




かわいい

向日葵の封筒――――





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