桜道【実話】
初めての嘘
《あっ…もしもし》
『お~どした?』
《ナオ…》
【ドクン…ドクン…】
心臓の鼓動が早くなる。
『あーそうだ!今日は早
く終わりそうだぞ~』
【ズキン!】
《あのね…今日逢えない
ごめんね…》
『ん?
具合でも悪いのか??』
【ナオ…あたし…グスン】
今にも
口から出てしまいそうだ。
『タバサ??』
《うん…ちょっと風邪ひ
いたみたい…ごめんね》
あたしはナオに
初めて嘘をついた。
『そうか…
じゃあ今日はゆっくり休
めよ!初詣までには治さ
ないとな~』
【ズキン!…初詣】
ナオとの約束
守れるだろうか――――
『お~どした?』
《ナオ…》
【ドクン…ドクン…】
心臓の鼓動が早くなる。
『あーそうだ!今日は早
く終わりそうだぞ~』
【ズキン!】
《あのね…今日逢えない
ごめんね…》
『ん?
具合でも悪いのか??』
【ナオ…あたし…グスン】
今にも
口から出てしまいそうだ。
『タバサ??』
《うん…ちょっと風邪ひ
いたみたい…ごめんね》
あたしはナオに
初めて嘘をついた。
『そうか…
じゃあ今日はゆっくり休
めよ!初詣までには治さ
ないとな~』
【ズキン!…初詣】
ナオとの約束
守れるだろうか――――