桜道【実話】
第九章
病院
翌朝
南のお姉ちゃんの車で
病院に向かった。
【ドクン!!ドクン!!】
あたしの心臓は
破裂しちゃいそうだ。
「さっ着いたよ!」
小さな産婦人科だった。
こんな年末に診察に来る
のは、大きなお腹の妊婦
くらいだろう。
【怖い…ょ…ビクビク】
シーンとした待合室。
あたしは
ずっと下を向いていた。
(どうぞ~)
【ビクッ!!】
看護婦さんの声に身体が
震えてきた。
「大丈夫よ!タバちゃん」
あたしは
南のお姉ちゃんに背中を
押された。
【ドキン…ドキン…】
あたしは
恐る恐る診察室に入った。
【本当に…これで
はっきりするんだね…】
あたしは
看護婦さんに促され
診察台に上がった。
生まれて初めての診察台。
【ビクン!!】
足を固定するベルトみた
いなのがあった。
しかも…こんな格好を
させられるなんて。
あたしの恐怖は
さらに増していく―――
南のお姉ちゃんの車で
病院に向かった。
【ドクン!!ドクン!!】
あたしの心臓は
破裂しちゃいそうだ。
「さっ着いたよ!」
小さな産婦人科だった。
こんな年末に診察に来る
のは、大きなお腹の妊婦
くらいだろう。
【怖い…ょ…ビクビク】
シーンとした待合室。
あたしは
ずっと下を向いていた。
(どうぞ~)
【ビクッ!!】
看護婦さんの声に身体が
震えてきた。
「大丈夫よ!タバちゃん」
あたしは
南のお姉ちゃんに背中を
押された。
【ドキン…ドキン…】
あたしは
恐る恐る診察室に入った。
【本当に…これで
はっきりするんだね…】
あたしは
看護婦さんに促され
診察台に上がった。
生まれて初めての診察台。
【ビクン!!】
足を固定するベルトみた
いなのがあった。
しかも…こんな格好を
させられるなんて。
あたしの恐怖は
さらに増していく―――