幼なじみの理想女子

ちなみにりな先輩は俺の新しい彼女。
前の彼女に飽きてる時に告白されたから
なんとなく付き合った。

色っぽくて綺麗だったから。
理由はそんなけ。


『結斗の理想ってなに?』

そんなこと、あいつに聞かれたけど
俺の理想は別に大人っぽくてセクシーな奴ってわけじゃない。


たまたま付き合った女がそんな感じの奴ばっかで周りは俺の好みの女が大人っぽくてセクシーな奴だって思い込んだだけ。


いちいち修正すんのもだりーしそのままにしただけ。



「ね~結斗~?聞いてるの~?」

「んーまぁ」

「もぉ~てか今日うち泊まりにきてよ~」


この無性なイラつきもきっとすぐおさまる。


なんとなく、気に入らなかっただけ。

あいつは俺の妹だから。
妹が急に好きな奴出来てそいつの為におしゃれしてきたのに
ただ戸惑ってるだけだ。


「りな先輩」

「結斗っ……んっ…」
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