スイーツ男子



ん…?



痛っ…



体が痛い…?



あれ。ベッド?




「目覚めたか?」



廣田くんの顔が目の前に…?

「ぎゃ〜」

死ぬ…

あれ?さっき私死んだのでは?

「おい…なんだ?急に叫び出して…
あんた大丈夫か?」


…?

あれ。意外にも優しいお言葉…


意外と怖くないかもってやつですか?


それよりも、私どうして保健室にいるんですかね?

「えっと…この状況は…」


「あんたさっき、階段から落っこちた」


どうりで体が痛いわけですね…


って〜!!!えええええー!

…あっ。だいたい思い出しだしました!

けど、

階段から落ちた記憶ないです私…


「動けるか?」


それよりも…


「すみませんでした」


「なにを謝ってる」

だって…
「目の前で階段から落ちるなんて…
ご迷惑おかけしまして…申し訳ありませんでした。
しかももう5時だし…。
本当に申し訳ありません。
面倒なことしてしまいまして、
すみませんでした!」


「ふっ。謝りすぎ。
何回すみませんでしたって言った?
そんなことは、別にいい。


それよりもだ。
三浦湊、あんたはなにを見たんだ?」


っ!!!
なーーーー!!


優しいわけじゃなかったんですね!!


この鋭い目…。
なにを見たか聞くためにここに…



ひょえーーーー!!!!

やっぱ死んだ方がマシでした!!


ヘルプミー


今日二回目ーーー
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