スイーツ男子


「手伝う。一緒にやろ?ねっ?」


「…久々。…湊だ。」

「え?」

「いや。初めて話した時、
湊がそうやって声かけてくれたのがきっかけで
俺が湊を好きになったから」



「湊は覚えてないよな?
あの時先生に怒られて、体育館の掃除1人でやらされてる時、たまたま通りかかった湊が
一緒にやれば早く帰れるって手伝ってくれたんだ。
話したこともなかったのに、
俺の言葉に気がついてくれたみたいで。
すっごく嬉しかった」
< 187 / 416 >

この作品をシェア

pagetop