スイーツ男子


…コッコの声は!!!

なっなぜ廣田くん…

「…びっくりするじゃないですか!」

「あんたが気がつかないだけだろ?」

…まぁ黄昏てたもでして…

「今日は泣いてねぇな」

ヨシヨシ…と、頭を撫でられている私…

なっ。なにするんですか!と言えず、
むしろ…なんか落ち着く。


もしかして…

「心配してきてくれたんですか?」

なっなに聞いてんだろ…
期待しちゃってばかみたい。

「あー。あんたが泣いてたらやだからな」

…なっなんて甘い言葉を言い出すんですかーーー!
かぁーーー
沸騰寸前です!



やっやめてください!もう!
なんか恥ずかしいです!
なんて、声に出して言いそうになってしまう…


「…で?平気だったのか?」

「うん。タケルならもう大丈夫。
学校も来週から来れるんじゃないかな。
私もちゃんと克服できたみたい。
もしかして、またこれのおかげかな?」

スマホについた縁結びのお守り。
このお守りのおかげで、
タケルに再会することができた。
嫌な思い出も、今ではいい思い出。

お守りよ!ありがとうござんす!
< 192 / 416 >

この作品をシェア

pagetop