スイーツ男子

と言われても…

無理があるでしょ…

だというかそもそも、私がブスなのが問題なわけで、廣田くんのせいではないかと思うのですょー。


チラッと隣の廣田くんの席を見てみると、
いつもの囲み女子はいない。

さすがにこの状況でノー天気に廣田くんの近くにはいかないか。


「んだよ?」

「へ?」

あっ…いつもなら、授業中以外は囲み女子のおかげで目を合わすはなかったのに、
今日は壁がない…

全てが筒抜けだ。

言動にも気をつけなくては…



ってーーーめんどーだーーー
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