スイーツ男子
「…」
廣田くんが私の頬に手を近づけたが、
触れる前に手を元の位置に戻した。
「どうでもいーだろそんなこと。」
「廣田くんには私なんか関係ないんですもんね!でも…でも…私には関係あります!!
甘いもの食べてる廣田くんを見れなくなるのは悲しいし。…いや違う。そうじゃなくて、別に私が廣田くんのそばにいれなくてもいいんです。廣田くんが笑顔でいてくれるなら、万々歳ですよ!!でも苦しんでる廣田くんは嫌です。さつきさんもみんな笑顔になって欲しいです」
はぁはぁ。泣いていて息がうまくできない…。ヒックヒック…
「さつきさん?」
あっヤバッギャアー言ってしまった