スイーツ男子
廣田くんは、屋上の入り口までたどり着き、
一番上の階段に腰をかけているのが、
視覚に入った。

目を合わせないように、階段だけを見て、
持ってきた箒を使って
階段の上から下に向かって、掃除を始める。

が、しかし!
廣田くんが座っているし、
1メートルの距離を保たなければならないので、
上から四段目あたりから掃除をスタート。




早く箒で掃いて下に降りようとした時、

…なんとなく視線を感じるのは
気のせいだろうかと、
一瞬ちらっと見ちゃったんです!!!
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