ナガレダスオンガク
「はぁ…はぁ…はぁ…」
さすがに普段運動をしない分長くは走れない…
やっぱり運動しとくんだったなぁ…
とちょっと後悔…
今ひたすら走るだけ…
追い付かれないように…
私たちは必死に走った…
「はぁ…男子は…先言っていいよ…もう疲れた」
肩で息をしながらわたしはそういった…
「無駄だ…私からは…ニゲラレナイ…」
その声が聞こえた瞬間、なにかが私に向かって飛んで来た…
「危ない!」
少し前方から亮が走ってこっちに来る
私も飛んでくる何かにぶつからないように逃げようとしたが…
ガン!!
すれすれで足に直撃した