ナガレダスオンガク

「ぅ…ぐ…ッ!」


私の足は飛んできたなにか…


よく見ると、大きな岩石によって…


折られていた…



足からはすごい激痛が伝わってくる…


「詩織!行くぞ!!逃げなきゃ!」


私のところに駆け寄って来た亮や走が二人で私を持ち上げる…



動かさないで…



私は動く度に激痛を感じたが、逃げなければ行けないので声には出さなかった…


いや、出せなかった…



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