ナガレダスオンガク


「な、なんでお前が…?」


田辺の質問に雪はニコッと微笑むだけで


「はやく助けに行かないの?」


と聞き返してくるだけだった…



「私は今なら手伝える、だからいこ?助けに」


そういうとフーと浮遊しながらトンネルと別の方向へ向かい始めた


「なぜあっちなんだ?」


俺は気付くとそう尋ねていた


雪はまた微笑みながら


「こっちに連れていかれてるから」


と答え、また進み始めた…


俺達は一瞬迷ったが、田辺がついていってしまったので俺や走もついていくことにした


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