ナガレダスオンガク
「でもさぁ、問題はどうやって解くか、だよねぇ~」
千恵が「う~ん」と考え込む
夢のこと、話したほうがいいかな??
私はひとり頭の中で討議していた
あの夢…なにか引っかかるんだよねぇ…
音楽もそうだけど…
「詩織はなにか思いつかない??」
千恵が話しかけてきて、ハッと我に返った
「う~ん、これ朝に見た夢なんだけどさぁ」
私は朝に見た夢をありのまま、すべて話した
広い原っぱ
女性がひとり
あの音楽を歌って…
最後に私に
「助けて」
とつぶやいたこと