ナガレダスオンガク



「でもさぁ、問題はどうやって解くか、だよねぇ~」



千恵が「う~ん」と考え込む


夢のこと、話したほうがいいかな??




私はひとり頭の中で討議していた



あの夢…なにか引っかかるんだよねぇ…





音楽もそうだけど…




「詩織はなにか思いつかない??」


千恵が話しかけてきて、ハッと我に返った



「う~ん、これ朝に見た夢なんだけどさぁ」





私は朝に見た夢をありのまま、すべて話した






広い原っぱ



女性がひとり



あの音楽を歌って…




最後に私に


「助けて」



とつぶやいたこと



< 13 / 200 >

この作品をシェア

pagetop