ナガレダスオンガク
「大丈夫、傷も浅いし、たいしたことはない」
田辺は倒れている詩織を見て、そう言う…
見た目はすごくひどく見えるがたいした怪我ではない
そう聞いた瞬間、俺は安心した
それと同時にギュッと詩織を抱きしめる
よほど怖かっただろう…
だけどまだこれは序の口…
最後には殺されてしまうから…
俺はそう思うと悲しくなってしまう
俺は死んでもいいから、詩織だけは…
そう思う…
俺はずっと詩織を抱きしめていた…
後ろで走と田辺が呆れていたけど