ナガレダスオンガク
HRが終わった後でも私は携帯を開いて考えていた
みんなは帰る用意を始めている…
千恵や亮、走が私のところに来て、「どうしたの??」と聞いてきた
私はHRにあったことをすべて話した
それを聞いた瞬間、亮は真っ青になった
千恵や走も例外ではなかった
血まみれの私と亮、女性の写真を見たら…誰だってそうなるはず…
「しょ、しょうがない!!早く解く方法を見つけよ!!」
「でもどうやって解く??」
走が千恵にたずねるが、千恵は考え込んで返事をしない
「あのさ」
すこしの沈黙のあとに千恵は重い口を開いた
「私、ちょっとHRの間調べてみたのね、そしたらそれに近いオカルトがあったのよ」
千恵は携帯を開いてあるオカルトサイトにアクセスした
そのサイトの名前は「呪い館」
ちょっと変なネーミングセンスだけど、本当にいろいろなのろいが載っていた
あ、あった
私は今、該当する状況の呪いを見つけ出し、アクセスした