ナガレダスオンガク

「し…お…っ!…詩織!!」


「え?」


私は千恵の呼びかけで我に返った



どうやら考えてる途中に寝てしまったらしい…


なんと情けない…



「ぁ、やっと起きた?着いたよ、宿に」


車から降りると古そうな宿が目の前にあった


私は思わず、こっちの宿になにか出るんじゃないのか、と思ってしまうほど古かった


< 31 / 200 >

この作品をシェア

pagetop