ナガレダスオンガク

「うへぇ~、今日からここに泊まるのかぁ…」

亮が嫌々ながら宿に入っていく

千恵も走も同じ想いらしい…

確かに…ここは嫌かも…


その宿は木造で外見はボロボロだった


「じゃぁ荷物置いたら早速探しに行くぞ!地域の人なら何人かは知ってるはずだ、早くしないと置いていくからな」


田辺がそう言ってさっさと荷物を置きに言ってしまった



なんと自己中な…


やはり私は田辺が嫌いだ…


あのニヤニヤした笑い方も気味が悪い…


「はぁ~」

私はため息混じりに部屋に向かった


ガラララッ


部屋のドアを開けた瞬間私は驚いた…


だって、外見はボロボロなのになんで中は立派なの??

そう思うくらい中はすごかった…



ていうか、木造だったから和室かと思ったら洋室だったのが一番驚いたし…


まぁ、どうでもいいから早く行こっか


私はさっさと荷物を置いて、ロビーに向かった
< 32 / 200 >

この作品をシェア

pagetop