ナガレダスオンガク
「うへぇ~、今日からここに泊まるのかぁ…」
亮が嫌々ながら宿に入っていく
千恵も走も同じ想いらしい…
確かに…ここは嫌かも…
その宿は木造で外見はボロボロだった
「じゃぁ荷物置いたら早速探しに行くぞ!地域の人なら何人かは知ってるはずだ、早くしないと置いていくからな」
田辺がそう言ってさっさと荷物を置きに言ってしまった
なんと自己中な…
やはり私は田辺が嫌いだ…
あのニヤニヤした笑い方も気味が悪い…
「はぁ~」
私はため息混じりに部屋に向かった
ガラララッ
部屋のドアを開けた瞬間私は驚いた…
だって、外見はボロボロなのになんで中は立派なの??
そう思うくらい中はすごかった…
ていうか、木造だったから和室かと思ったら洋室だったのが一番驚いたし…
まぁ、どうでもいいから早く行こっか
私はさっさと荷物を置いて、ロビーに向かった