ナガレダスオンガク
「詩織!!」
「え?…あれ??」
気がつくとそろそろ宿に着く道だった
「大丈夫??ボーっとしてたみたいだけど…」
またやっちゃたかぁ~
考えたり、集中するといつもこうなんだよねぇ
もうこの性格直さなきゃ
「大丈夫だよ」
私はそう答えた
「そっか、あと五日とは思わないでね、呪いを解けばまだまだ生きられるんだから」
千恵はにっこり微笑み私に
「わかった??」
と言った
私も知恵に微笑み
「わかった」
と返した