ナガレダスオンガク
「う~ん…」
車に乗っている間、私は必死に考えていた
どこかで見たことあるんだよなぁ…
どこだろ…??
あの雪という女性…
あの写真に写っていた笑顔…
そして雪という女性が作詩した詩…
あの曲…
どんな関係性があるんだろう…
「詩織??」
千恵が私に話しかけてきたので私の考えは一時停止した
「何??」
「あの詩さぁ、もう一度見せてくれない??」
私は手帳を開き、千恵に詩を見せた