ナガレダスオンガク

「やっぱり…」


なにか考え込んでいた千恵がなにかつぶやいた…


「どうしたの??」


私はそういいながら千恵から手帳を受け取った


「いやさぁ、私音楽習ってたんだけどさぁ」


「へぇ~意外」


にこやかに千恵にいう私を見て


「詩織??」


とちょっと怒ったようにこっちを見る


「いや、うそ、うそ」


と焦って言う


「んで??何」


私は千恵にもう一回尋ねた


「これさぁ…どっかで見たんだよね」



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