ナガレダスオンガク
四日目
ピカ、ピカ
カーテンが揺れる度に私の顔には光が差し当たる…
眩しい…というかなぜカーテンが揺れるの??
私はうっすらと目を開けて、周りを見渡す
窓には亮がカーテンをいじって私に光を当てようとしていた
この悪戯好きのオカルトオタクめ…
「なにしてるの??」
私は遊んでいる亮に話しかけた…
「見てわからない??」
わかってるよ…確認のため、にね??
「うわ!?何その不気味な笑みは??」
私は冷ややかな笑みを亮に向けていた
「亮くん??呪いが完了する前に死にたい??」
顔色ひとつ変えずに私は亮にそう尋ねた
亮はひきつった顔で
「すいませんでした」
と謝った
謝るならやらなければいいのに…
私はとことん呆れた…