ナガレダスオンガク

「なぁ…一年の時、お前いじめられてただろ?」


黙り込んでいる私に亮が話し掛ける

話しはどんどん進んでいく…


「あれさ、いち早く知ったの俺なんだ…千恵と走を連れて助けたのも理由があったんだ…わかるか?その理由が…」


わからない…


どんなに考えてもわかるはずがない…


私は下げていた視線を上げ、ジッと亮を見た


「わからないか…ま、わかったらすごいけどな」


ハハッと少し笑い、また話続ける


「俺さ」



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